重巡洋艦ブリュッヒャー(Blücher)は、計画されていた5隻のアドミラル・ヒッパー級のうち、実際に建造された3隻の2番艦です。艦名は、ナポレオン戦争で活躍したプロイセンの名将ブリュッヒャー元帥に由来します。1936年に建造が開始され、1937年に進水。1939年9月に竣工し、1940年4月5日に就役しました。これは、ドイツ軍によるデンマーク・ノルウェー侵攻のわずか4日前のことでした。 ブリュッヒャーは、オスカル・クメッツ海軍少将の指揮のもと、ノルウェーの首都オスロへの上陸作戦を担うドイツ海軍部隊に加わりました。同艦は部隊の旗艦として、1940年4月8日夜、オスロフィヨルドへと進入します。一