トルコ南東部、トゥマ川のほとりに位置するアルスランテペは、現代のマラティヤ市街から約6キロメートル離れた場所にある巨大な遺丘です。1932年から1939年にかけて、フランスの考古学者ルイ・ドラポルトが最初の発掘調査を行い、この地が古代都市「メリド」の跡であることが明らかになりました。「獅子の丘」と呼ばれた人工の丘アルスランテペは、紀元前6千年紀からビザンツ時代に至るまで、途切れることなく人間が居住し続けたことで形成された「テル(tell)」と呼ばれる人工的な丘です。紀元前2千年紀にはヒッタイト帝国の一部となり、紀元前1千年紀の終わり頃には後期ヒッタイト王国メリドの中心地がここに置かれました。「