パリ・マレ地区に佇む壮麗な建物「オテル・ド・スービーズ」が、近年大きな注目を集めています。もともとはクリソンの私邸として建てられ、その後ギーズ家、そしてスービーズ家の館となったこの建物は、現在フランス国立古文書館の本部となっており、近い将来フランス歴史博物館の拠点へと生まれ変わろうとしています。歴史そのものを刻んできた館にとって、実にふさわしい新たな門出といえるでしょう。中世の館としての始まり1371年、フランス連隊長デュ・ゲクランの後継者となったオリヴィエ・ド・クリソンが、フィリップ・オーギュストの城壁の外側、当時「ル・タンプル」と呼ばれた地域(現在のマレ地区)に私邸を建設しました。現在も、