クロマニヨン人の顔に隠された「病」の痕跡有名なクロマニヨン人に、ついに「顔」が与えられた。しかしそこには驚くべき事実も隠されていた――彼は遺伝性疾患を患っていた可能性があるのだ。医療人類学者フィリップ・シャルリエ氏と古人類学者アントワーヌ・バルゾー氏らが率いるフランスの研究チームは、顔に醜い結節を生じさせる「神経線維腫症」に苦しんでいたと結論づけた。クロマニヨン1号の顔と病変を示す3Dデジタル復元古人類学の新たな発見長年、「クロマニヨン人」という名称は、後期旧石器時代のヨーロッパで発見された現生人類(ホモ・サピエンス)全般を指す言葉として用いられてきた。今回、パリの人類博物館( Musée d