カイロのエジプト考古学博物館は、ツタンカーメンの黄金マスクをはじめとする膨大な収蔵品で世界的に知られています。しかし、ヨーロッパの主要な4つの博物館にも、圧倒されるほど見応えのあるファラオ時代のコレクションが眠っています。パリ、トリノ、ロンドン、ベルリン――さっそくご案内しましょう。 パリのルーヴル美術館に展示されている「タニスの大スフィンクス」 ルーヴル美術館(パリ) 1826年に創設されたエジプト古代美術部門の初代館長を務めたのは、ヒエログリフの解読者として名高いジャン=フランソワ・シャンポリオンです。石棺、パピルス、石碑、青銅器など、ファラオ時代のエジプトに関する約50,000点、ロー