JFKが最も信頼した医師の一人は、ビドゴシュチュ近郊の町の出身だった。マックス・ジェイコブソン博士は1960年代後半まで、アメリカ社交界の名士たちをアンフェタミン、メタンフェタミン、そして……人間の胎盤で治療し続けたのである。マックス(本名モーシェ)・ジェイコブソンの正確な生年は不明だ。1900年とする資料もあれば、1903年とする資料もある。ただ分かっているのは、当時ドイツ帝国領だったフォルドン――現在はポーランドのビドゴシュチュの一地区――で、ユダヤ人肉屋の息子として生まれたということだ。学齢期を迎える前に、母親の故郷であるベルリンへ一家で移住した。帝都ベルリンで医学教育を受け、家庭を築い