シベリア鉄道とはシベリア鉄道は、ロシアの技術力が生んだ最大級の偉業であり、全長9289キロメートルに及ぶ世界最長の鉄道路線です。首都モスクワから極東のウラジオストクまでを結び、ヨーロッパ・ロシアとウラル地方、シベリア、極東を一本のレールでつないでいます。ただし厳密に言えば、「シベリア鉄道」と呼ばれるのは幹線の東側部分、すなわちチェリャビンスク州ミアスからウラジオストクまでの約7000キロ区間です。1905年にこの区間が開通したことで、西ヨーロッパから太平洋岸までを初めて鉄道で移動できるようになりました。これによりロシアはシベリアや極東の天然資源開発を本格化させるとともに、軍隊を極東へ迅速に輸送