ミヒャエル・ヴィットマン以上の男がいた?ミヒャエル・ヴィットマンは、第二次世界大戦で最も名高い戦車長と言えるだろうか? 間違いなくそうだ。しかし、ソ連にも独自の戦車の英雄が存在した。その戦果は、ドイツの英雄たちの手柄に決して引けを取らないものであった。1941年8月19日、ドイツ北方軍集団の装甲部隊は、レニングラード南方約50キロにある町クラスノグヴァルデイスク(現ガッチナ)周辺に達していた。この方面からは第8装甲師団が旧帝都ロシアへ攻め込んでおり、その装備の中心はII号軽戦車とチェコ製の38(t)戦車であった。「同志指揮官、ドイツ戦車が来ます!」ズィノヴィー・コロバノフ中尉が指揮する重戦車第