源平合戦の「屋島の戦い」において、休戦中に平家が余興として仕掛けたのが、あの有名な「扇の的」です。沖合いには小舟が現れ、舟には美しい女性と、竿の先に取り付けられた一枚の扇。「あの扇を射抜いてみよ!」源氏軍への挑発でした。「ここで外せば、源氏の名が折れる!」こう言い放ったのが、源氏軍の大将・源義経です。この余興には、今後の源平の戦いの行方を占うという意味もあったとされています。果たして、その結末はいかに?平家物語「扇の的」のあらすじ源義経に追い詰められた平家は、船に乗って海上へと逃れます。日も次第に暮れかけ、この日は勝負がつかないまま互いに退却しようとした、まさにその時。平家軍から一艘の小舟が現