ブラジルにおける奴隷制度の廃止は、1888年5月13日、イザベル皇女が署名した黄金法(レイ・アウレア/Lei Áurea)によって実現しました。この法律により、約400年もの間続いてきたブラジルの奴隷制に終止符が打たれ、すべての奴隷が自由の身となりました。 歴史的背景 「植民地ブラジル」と呼ばれる時代(1530年~1815年)は、ポルトガルがこの地に進出し、植民地での労働に奴隷労働力を用いていた時期でした。 当初、宗主国ポルトガルにとって最大の富の源となったのはパウ・ブラジル(ブラジル木)です。ブラジル各地の広大な地域に自生するこの木材が盛んに輸出され、この時期は「パウ・ブラジル・サイクル」と