古典古代の彫刻のほとんどに共通して見られる、ある細部に気づいたことはあるだろうか。小ぶりに造られているという点(これもまた共通の特徴だが)でも、プリアポスが表現された像の話でもない。手や足、とりわけ「爪」についてであり、それが完璧に整えられているという事実である。ちなみに、なぜ男性像の一部が小さく表現されているのか疑問に感じた人のために付言しておくと、劇作家アリストパネスによれば、当時の理想的な男性とは「立派な胸、白い肌、幅広い肩、控えめな舌、丈夫な尻、そして小ぶりで上品な男性器」を備えた存在だったという。さらに美術評論家たちの説では、古典的な男性像の彫刻において、大きな陽物は比例と対称の美を