歴史の教科書には「アクティウムの海戦」や「カンナエの戦い」が載っていますが、日本でファルサルスの戦いについて触れている教科書はほとんどありません。 そのせいで、筆者自身も大学生になるまで、この戦いの存在すら知りませんでした。 しかし、ローマ史上最大の内戦であり、ローマの進むべき道を決めたという意味では、アクティウムの海戦以上に重要な戦いだと言えます。日本で言えば「関ヶ原の戦い」に相当するのが、このファルサルスの戦いなのです。 二人のローマの英雄が信念と命を懸けてぶつかり合った、最強同士の激突を詳しく見ていきましょう。 二人の英雄 ファルサルスの戦いは、単なるカエサル対ポンペイウスの一騎打ちで