ウクライナ中部の都市ビーラ・ツェルコヴァ。1941年8月、この地域のソ連軍を打ち破ったドイツ軍は、親衛隊(SS)の特別行動部隊(アインザッツグルッペン)をウクライナへ送り込んだ。ビーラ・ツェルコヴァには多くのユダヤ人が暮らしていた。第6軍司令官ヴァルター・フォン・ライヒェナウ元帥の承認のもと、SSは成人のユダヤ人をすべて処刑し、子ども90人と一部の女性を学校の一室に閉じ込めた。学校に閉じ込められた子どもたち学校の警備を担っていた国防軍第295歩兵師団の兵士たちは、女性や子どもたちの絶え間ない悲鳴と泣き声を耳にし、どう振る舞えばよいのか分からず、部隊の従軍聖職者に意見を求めた。第295歩兵師団に