「刻む術を知っているか? 助言を読み解けるか? 犠牲を捧げられるか?」――その答えを知りたければ、エッダをひもとけ。北欧神話の標準的文献であるエッダは、ルーン文字の伝承のみならず、ドイツのライン川沿いで英雄たちが生き死にしたニーベルンゲン伝説の源泉でもある。神々は、酒席を切り抜ける方法や黄金の宝物の運び方についても、さりげなく有益な助言を与えてくれる。 北欧神話の主要文献:「詩のエッダ」と「スノッリのエッダ」 エッダとは物語群の総称であり、その一部は9世紀にまで遡るが、文字として記されたのははるかに後のことである。物語は次の二冊の書物によって伝えられている。・神々と英雄の伝説を収めた「詩のエ