永遠の都、二度の陥落北イタリアから南下してきた西ゴート族は、最終的にアフリカへ渡ることを目指していた。410年8月24日、彼らは包囲戦の末についにローマ市内へ突入した。聖アウグスティヌスの証言によれば、彼らはアリウス派ではあったものの善良なキリスト教徒であり、略奪・暴行・殺戮の規模は他の蛮族に比べてはるかに抑えられていたという。ところが南イタリアに到着したとき、期待していた船はそこにはなかった。一行は新たな安住の地を求めて再び北上し、その途上で「永遠の都」を二度目の攻略対象としたのである。キリスト教徒の罪なのかローマの陥落は、同時代人にとってまさに地震のような衝撃だった。その感覚は、1940年