マルクス・アントニウス(紀元前83年頃 – 紀元前30年)は、古代ローマを代表する軍人・政治家です。ユリウス・カエサルの最も信頼された部将として頭角を現し、カエサル死後のローマ政界で中心的な役割を果たしました。カエサルの部将としての活躍アントニウスは、カエサルがローマの最高権力者として地位を固めていた時期にその側近として仕え、主君の権威確立に大きく貢献しました。紀元前53年にはガリアで財務官(クァエストル)の職を得て、軍事的にも政治的にも経験を積んでいきます。カエサル暗殺後の権力闘争紀元前44年のカエサル暗殺後、アントニウスはオクタウィアヌス(後の初代皇帝アウグストゥス)およびレピドゥスとの間