腐乱する遺体が眠る、世界で最も不気味な研究施設法科学者たちの監視のもと、分解が進む遺体が地面に横たわる場所――それが「ボディファーム(死体農場)」と呼ばれる研究施設です。その研究内容は極めて過激ですが、法医学や関連科学の知見を深めるうえで非常に大きな役割を果たしてきました。テネシー大学のウィリアム・バス博士の発想により、人間の死後に遺体に何が起こるのか、さまざまな条件下で腐敗がどのように進行するのか、そして発見された遺体をどう識別できるのかについて、世界は多くを学んできたのです。ウジ虫はいつ発生するのか?1928年にアメリカ・スタントンに生まれたウィリアム・バスは、バージニア大学とケンタッキー