国際的に権威ある学術誌『Quaternary Science Reviews(第四紀科学レビュー)』に、ジブラルタル国立博物館の研究者たちがスペイン、ポルトガル、日本の同僚研究者らと共同で執筆した論文が掲載されました。発表された成果は、ジブラルタル東岸のカタラン・ベイ(Catalan Bay)周辺の砂丘地帯から得られたものです。 10年越しの研究が明かした足跡の数々 この研究は10年前に始まりました。堆積物の年代測定に用いられるOSL法(光刺激ルミネッセンス法)による最初の年代測定が行われた際、脊椎動物が残した足跡が初めて確認されたのです。その後の歳月の中で、砂の自然崩落によってさらに多くの足