イタリアに眠る「悪魔の足跡」イタリア南部カンパニア州カゼルタ県の町フォレスタの近郊、死火山ロッカモンフィーナの麓には、「チャンパテ・デル・ディアボロ(Ciampate del Diavolo)」と呼ばれる場所があります。イタリア語で直訳すると「悪魔の足跡」という意味です。この不気味な名前の由来となったのが、太古に固化した火山の溶岩の上に、三つの区画に分かれてくっきりと残る化石化した足跡の列です。地元の人々は、灼熱の溶岩の上を歩いて足跡を残せるのは悪魔だけだと信じていました。伝説が生まれた背景には、そんな想像力があったのです。科学が明かした足跡の正体2003年3月、ハイカーからの通報を受け、パド