翡翠の微笑み――1600年前の女性の頭蓋骨が語るものメキシコの古代都市テオティワカンの遺跡から発見された人骨は、当時実践されていた歯の装飾(歯の変形)の実態を今に伝えています。下の画像は、テオティワカンの「異邦人居住区」と呼ばれる地区で見つかった、1600年前に生きた女性の頭蓋骨。上顎の歯には、磨き上げられた宝石が嵌め込まれています。テオティワカン――まさに「コスモポリタン」の名にふさわしい都市です。この先スペイン期の都市(現在のメキシコ)は、かつて新世界最大のメトロポリスでした。ここで生きた1600年前の一人の女性の遺体を調査したところ、南方の文化から取り入れられた習慣が明らかになったのです