最適な体位での確実な受胎、そして他では決して得られない絶頂――18世紀イギリスの医師(自称)ジェームズ・グレアムは、こう宣伝して「電気のベッド」という奇抜な妊活グッズを売り出しました。その核心にあったのは、なんと電気を帯びた巨大なベッドだったのです。18世紀は、発明家や科学者にとって魔法のような時代だったに違いありません。人類は電気について十分な知識を持ち、電圧を発生させ、電子の流れを通すことができるようになっていました。そして当然のように、電気はあらゆるものに流されました。人体も例外ではなく、やがて性器までもがこの最新流行の犠牲になったのです。電気の時代「エレクトリシティ(electrici