ブラジルにおける新自由主義は、フェルナンド・コロール・デ・メロ政権のもとで始まり、フェルナンド・エンリッケ・カルドーゾが大統領に就任したことで本格的に定着しました。この時期には公共投資の削減と国有企業の民営化が積極的に進められました。概要軍事独裁政権の終焉後、ブラジルが直面していた最大の経済問題はインフレーションでした。加えて、ブラジルの産業は欧米諸国の技術革新に大きく立ち後れていました。こうした状況を受け、コロール大統領は新通貨の創設、労働法制の変更、国内市場の対外開放、国有企業の民営化を提唱します。これらの一連の施策は「コロールプラン」として知られるようになりました。ブラジルを国際市場へ開