「黄金時代」と呼ばれた1950年代とは 1950年代は、後世に「黄金時代(Golden Years)」と呼ばれることになった10年です。技術革新が次々と起こり、社会全体に大きな変化をもたらした時代でした。とりわけ情報伝達の分野では、ラジオに加えて新たに登場したテレビが人々の生活へ急速に浸透し、広告もこれらの媒体へと一気に進出していきました。 アメリカ合衆国は、質の高い住宅や電気通信の発展によって極めて高い生活水準を実現し、繁栄と信頼のモデルとなりました。北米では非耐久消費財の生産が盛んになる一方、ヨーロッパではバウハウスに代表されるモダニズムのデザイン思想が「現代生活への機能性」を掲げ、耐久財