コロネリズモ(Coronelismo)は、ブラジル第一共和政期に見られた政治現象です。経済力を持つ「コロネル(大佐)」と呼ばれる人物が、暴力と利害の交換を通じて地域の権力を握っていたことが最大の特徴です。 起源 「コロネリズモ」という言葉は、国家警備隊の階級である「大佐(コロネル)」がブラジル風に変化したものです。この称号は、軍事的・社会的なレベルで地方エリートが占めることのできる地位を指すようになりました。 この現象は摂政期(1831年~1842年)に始まります。当時のブラジル帝国には強力で中央集権的な軍隊がなかったため、政府は国内各地で起こる反乱に対抗するため、地方の指導者たちに呼びかけて