ピグノラ・インペリイ(pignora imperii)は、「国家の保証となる品々」「支配の証」ほどの意味を持つラテン語です。古代ローマ人は、これらの品々が個々に、そして総体として、ローマが世界の諸民族に対して覇権を維持し、その支配が永続することを保証する特別な力を宿していると信じていました。 史料には品数の異なる複数のリストが登場しますが、最も「正しい」とされるのが、4世紀末にウェルギリウス注釈書『ウェルギリウス三作品注解(In tria Virgilii Opera Expositio)』の中でマウルス・セルウィウス・ホノラトゥス(セルウィウス)が挙げた7つの品々のリストです。 この7つに