ドイツでは、(ごく一部の例外を除き)世論はナチズムの時代を恥じています。ところがイタリアでは、あの時代を懐かしむ声が今も根強く、幸いにも憲法が妨げているため公然とファシストを名乗ることはできないものの、ファシズム政治に同調的な、決して無視できない規模の政治勢力が存在します。過去の汚点として認識されないファシズムなぜイタリアにおいて、ファシズムは国民の歴史における「汚点」として普遍的に認識されず、恥じて距離を置き、そうした思想や主張を排斥すべきものとされてこなかったのでしょうか?もっと平たく言えば、ヒトラーやヒムラーらナチス要人の後継者たちが先祖を恥じる一方で、ムッソリーニらファシスト指導者の後