大戦後半、Uボートに現れた「飛ぶ乗組員」たち第二次世界大戦も後半に差し掛かると、ドイツ海軍の潜水艦(Uボート)の甲板で、奇妙な「飛行乗組員」たちが活躍するようになりました。彼らは風で浮揚する回転翼機――オートジャイロの操縦を訓練された兵士でした。この発明は「バッハシュツェルゼ(Bachstelze)」と呼ばれました。日本語では「セキレイ」という小鳥の名前です。数分で分解して収納でき、航行中のUボートからロープで曳航して空中に放り上げることができる、実にユニークな機体でした。なぜこの技術革新が導入され、どのように運用されたのでしょうか。第三帝国には才能ある科学者や技術者が数千人も在籍しており、軍