教会の「建築家兼出資者」、コンスタンティヌス大帝もし聖ペテロが教会を築くための「礎の石」だとすれば、コンスタンティヌス1世(大帝)こそ、教会の設計者であり、何よりもその建設費用を負担した「出資者」だと言えるでしょう。325年にニカイア公会議(現在のトルコ・イズニク)が開かれると、新しい教会の基礎と骨格が据えられました。さらに教会は、遠い親戚が海の向こうで築いた莫大な遺産を受け取るかのように、「コンスタンティヌスの寄贈(Constitutum domini Constantini imperatoris)」と呼ばれる文書を手にすることになります。教皇[当時はシルウェステル1世]は、聖ペテロの後継