フランスで出土した50点の彫刻石の分析により、私たちの最古の祖先が、焚き火の揺らめく光の中で精巧な芸術作品を生み出していた可能性が高いことが明らかになった。熱による変色が語る、火のそばでの創作今回の研究によると、これらの石には約1万5000年前に芸術的な意匠が彫られており、石に残された熱による損傷のパターンから、炎の揺らめく光の近くで彫刻が行われたことが示唆されるという。この研究は、ヨーク大学とダラム大学の研究者たちによって実施されたもので、大英博物館に所蔵されている「プラケット(plaquette)」と呼ばれる彫刻石のコレクションを分析したものだ。これらはマグダレニアン期(約2万3000年前