「ポ・スプーン」とは何か 「ポ・スプーン(鍋用お玉)」とは、本来は鍋の中で汁などをすくうために使われるスプーン、すなわちお玉(ラドル)を指す言葉です。しかし、形状がよく似ていることから、第一帝政期のフランス海軍が使用した接舷戦闘用サーベル、いわゆる「1811年式サーベル」にも同じ愛称が付けられました。この剣には、手を保護するためのスプーンのような形をした鍔(つば)が備わっていたことが由来です。 フランス語の表現「二振りのお玉で(en deux coups de louche)」は、「素早く」「手短に」、ときには「乱暴に一気に」といった意味で使われます。この言い回しは、まさにこの武器を日常的に