文:クラウディオ・フェルナンデス(Me. Cláudio Fernandes) ジルベルト・フレイレによる「国家と軍隊」をめぐる考察は、1948年11月30日、陸軍参謀学校で行われた講演の場で披露された。 権威主義の影に揺れた共和制ブラジル 周知のとおり、ブラジルの共和制は、権威主義的な色彩を帯びた数々の混乱期を経験してきた。その初期、いわゆる「剣の共和国」と呼ばれた時代には、共和制の樹立に関わった二人の元帥が政権を率いた。続く1930年の革命でジェトゥリオ・ヴァルガスが権力の座に就くと、政治体制は軍部の後押しを受けて再び権威主義へと向かった。1945年に幕を下ろした「エスタード・ノーヴォ(