ギリシャ・ペロポネソス半島南西部、メッセニア州の港町ピロス(旧称ナヴァリノ)。その地には、シベリア様式で建てられたロシア正教会が静かに佇み、すぐ隣には「ロシア戦没者記念碑」が立ち、訪れる人々を出迎えます。 スファクティリア島に建つ記念碑 ロシア戦没者記念碑は、ピロスの沖合に浮かぶ小さな島・スファクティリア島に位置しています。1827年10月8日(ユリウス暦20日)に行われたナヴァリノ海戦から45周年にあたる1872年に建立され、その費用はロシア海軍によって負担されました。この海戦は、オスマン帝国艦隊に対して英・仏・露の連合艦隊が勝利を収めた、ギリシャ独立戦争における重要な転換点となりました