ヨーロッパ屈指の高さを誇る三段の大滝イタリア・ウンブリア州のヴァルネリーナ渓谷の奥、マルモレの町の近くには、落差165メートルに及ぶ三段構成の大滝があります。それが「マルモレの滝(カスカータ・デッレ・マルモレ)」です。ピエディルーコ湖から流れ出るヴェリーノ川の水の一部が断崖を落ちてネーラ川へと注ぎ込みます。長い歳月の間に、この水は鍾乳石や石筍を備えた洞窟を削り出しており、その洞窟も見学することができます。自然の産物ではなく、ローマ人の「治水事業」だったところが驚くべきことに、この滝は自然にできたものではありません。紀元前271年、ローマ共和政の時代に、ある問題を解決するために人工的に造られたも