スカンディナビアからスラヴの地へやってきたヴァイキングたちは、9世紀に強大な王権国家を打ち立てました。それが「キエフ・ルーシ」です。その版図は、現在のロシア西部、ベラルーシ、ウクライナに加え、ポーランド、リトアニア、ラトビア、エストニアの一部まで及びました。首都キエフと「ヴァリャーグからギリシャへの道」名前のとおり、この巨大な国家の中心はキエフでした。首都に選んだのは、首長リューリクに率いられたとされるスウェーデン系ヴァイキングの一団です。キエフが選ばれたのは、「ヴァリャーグからギリシャへの道(ドニエプル川交易路)」沿いの重要な商業拠点だったためです。この交易路は、北欧・スラヴ・ビザンツ(東ロ