イスラム文化(ムスリム文化)は、アフリカやアジアを中心に広がる非常に多くの民族によって支えられており、その姿は地域ごとに大きく異なります。 しかしその一方で、すべてのムスリム(イスラム教徒)に共通するのは、イスラムという宗教がもたらす価値観です。そもそも「ムスリム」という言葉は、アラビア語の「アスラマ(aslama=神に身を委ねる)」に由来し、「イスラム」もまた「神への帰依・服従」を意味しています。 つまり、あらゆるムスリムはイスラムへの帰依者であり、「ムスリム文化」と「イスラム文化」という二つの言葉は、道徳や政治生活にまで影響を及ぼす共通の価値観を持つため、しばしば同じ意味で使われます。