インドの「鉄の男」と呼ばれたサルダール・パテールは、揺るぎない決意を持つと同時に、極めて現実的な人物でもありました。彼は中途半端な理想論を無駄なものと切り捨て、常に目標だけを見つめ続けました。そのため、藩王たちとの交渉においても強制力ではなく、実務的な知恵を駆使することを選んだのです。 パテールは、数々の特権や長期にわたる私有財産費(プリヴィ・パース)の支給、さらにはラージプラムフ(州知事に相当する名誉職)やウプラージプラムフ(その副職)の地位を提示することで、藩王たちを巧みに説得し、統合の政治を見事に成功させました。 カプールタラー藩王国の宰相が記録した特典の数々 カプールタラー藩王国の宰