数年前、スペインに「セカンドラブ(Second Love)」というSNSが登場した。不倫者同士をつなぐことを目的としたソーシャルネットワークで、そのキャッチフレーズは「人生は短い。自分へのご褒美に、セカンドラブを」である。 興味深いのは、運営側が「当サービスは不倫を助長するものではない」と主張している点だ。その根拠として彼らが挙げるのが統計データである。既婚男性の34%、既婚女性の25%が、少なくとも一度は婚外関係を経験したと告白しているという。本人たちがそう言うなら……そういうことなのだろう。 このニュースを目にして、ふと思い出したのが古代ローマの皇女ユリア(大ユリア)の存在だ。初代皇帝アウ