背景:二つの超大国の対立アメリカ合衆国とソ連は第二次世界大戦における二大戦勝国でしたが、両国の政治・経済モデルの根本的な違いが、やがて深刻な相互不信へとつながっていきます。アメリカ合衆国:私有財産と自由主義に基づく資本主義体制を擁護し、複数政党制、自由、民主主義を掲げました。ソ連:平等、経済計画、国家による経済介入を重視し、私有財産の廃止を目指しました。こうした対立の序章となったのが以下の出来事です。1946年 フルトン演説:トルーマン大統領の同席のもと、チャーチル元英首相が「自由世界の防衛」を訴え、東西ヨーロッパを分断する「鉄のカーテン」の存在を告発しました。1946年 イラン・ソ連危機:イ