1815年、ベルギーの地で行われたワーテルローの戦い。ナポレオンの野望を打ち砕いたこの歴史的決戦では、数千人の兵士が命を落としました。ところが不思議なことに、戦場から発見された人骨はごくわずかしかありません。一体、戦死者たちの遺体はどこへ消えてしまったのでしょうか。グラスゴー大学のトニー・ポラード教授による新しい研究は、この謎に対する最も有力な答えを提示しています。それは――戦死者の遺骨が「肥料」として売り払われた可能性があるという、衝撃的な結論です。ただし、この考古学者はまだ「事件は解決した」とまでは言い切っていません。207年後の新資料が語る戦場の記録ポラード教授(グラスゴー大学戦場考古学