以前このブログでは、中国の群雄・曹操について取り上げました。今回は、名前は似ていても地理的にも時代まったく異なる人物をご紹介します。それが「カオの貴婦人(The Lady of Cao)」。モチェ文化に属するアメリカ大陸のミイラとして知られるこの女性は、ペルーで遺体と豪華な副葬品が発見され、現在は現地に建てられたカオ博物館の専用展示室で保存・公開されています。 発見の舞台となったエル・ブルホ 物語は、ペルーのラ・リベルタード県にある考古遺跡「エル・ブルホ」から始まります。この地域はかつてチンチャイスーユと呼ばれ、インカ帝国を構成する4つの行政区画(スーユ)のうち最北端で最も人口の多い地域で