冷戦時代が残した不気味な遺産。ポーランド西部の深い森の中には、かつてソ連の核弾頭を保管していた極秘地下基地が今もひっそりと佇んでいます。考古学者がこれらの廃墟となったバンカーの研究を進め、封印されていた歴史の一片を掘り起こそうとしています。ポーランド西部ポドボルスコにある花崗岩製のバンカーの一つ。草木に覆われ、冷戦の名残を今に伝えています。現代紛争の考古学が注目される理由現代の紛争跡地を対象とする考古学は、近年急速に発展しています。20世紀の二つの世界大戦、とりわけナチスの強制収容所(フランス・アルザス地方のナッツヴァイラー=ストルトホフや、ポーランドのソビボル、トレブリンカなど)の研究では、