1937年2月9日、戦火の中にあったマドリードに生まれた歴史家、マリア・ローザ・デ・マダリアガ・アルバレス=プリーダ(María Rosa de Madariaga Álvarez-Prida)氏が逝去しました。その幼少期と青年期は、スペインがモロッコにおける保護領を維持していた時代と重なり、まさにこのテーマこそが、後の彼女の歴史研究の中心となりました。 学問への歩み マドリードのリセ・フランセ(フランス系学校)で学んだ後、1960年にコンプルテンセ大学で哲学・文学の学位を取得し、以降は生涯を文化活動に捧げました。ブリュージュでの講座受講やロンドン大学での教鞭を経て、出版社「シエンシア・ヌエ