「膣、尿道、さらには膀胱の中から、鉛筆、ろうそく、糸巻き、ニンジン、あらゆる種類のピン、コルク、ガラス、歯ブラシなどが見つかったことは、もはや珍しくない」と、パヴェウ・クリンゲル博士は専門家の口調で語った。読者にとってそのリストは、性具のコレクションというよりは雑貨店の品揃えのように見えたかもしれないが、簡単な説明が添えられていた。オナニーにおいては、何でもありなのだ。 「女性の間には、男性器を模倣した異物をオナニーに用いる習慣が広く存在し、今もなお存在している(……)。ヒルシュフェルトは、オナニー中の女性の膣に瓶が詰まり、医師が大変な努力の末に取り出した症例を記述している」と、1930年刊行