元帥デオドロ・ダ・フォンセカ(Deodoro da Fonseca)は、ブラジル史上初代大統領として知られる人物です。1889年から1891年まで国家の頂点に立ち、その政権は歴史家によって「暫定政府」と「憲政政府」の二つの段階に区分されています。デオドロ政権は、元帥による権威主義的な統治手法が特徴で、それがやがて大統領としての求心力を蝕み、辞任へと追い込むことになりました。デオドロはいかにしてブラジル大統領となったのか?デオドロが1889年にブラジル大統領に選ばれたのは、共和国宣言がきっかけでした。この出来事は、軍部およびサンパウロのコーヒー農園主層における君主制の影響力が次第に低下していった