ドイツUボート戦力の拡大と作戦海域の拡張 1939年9月の開戦時、ドイツ海軍(クリークスマリーネ)が実戦投入できたUボートは30隻足らずだった。しかし、わずか2年後の1941年には、ドニッツ提督のもとで激しい建造計画が進められた結果、少なくとも250隻のUボートを作戦に投入可能となり、うち約100隻が常時作戦海域に展開できるまでになっていた。 主な攻撃海域は、イギリス諸島とアイスランド周辺の北大西洋、西アフリカ沿岸、そして時には南大西洋に及んだ。しかし、1941年12月7日の真珠湾攻撃と、続く12月11日の枢軸国による対米宣戦布告により、ドイツ潜水艦の行動範囲は北米沿岸とアンティル諸島海域