ナチス・ドイツに立ち向かうための共同戦線は、やがて「競争」へと変わっていった。米英ソの「ビッグスリー」は、戦後世界のあり方をめぐっても激しく対立していた。帝国主義、共産主義、それとも資本主義か――最後に勝利を掴んだのはどの構想だったのか。ドキュメンタリー『第二次世界大戦:勝利への競争(World War II: The Race to Victory)』は、第二次世界大戦中に形成された、いわゆる「ビッグスリー」と呼ばれる同盟の実像に迫る作品だ。番組では、アメリカ、イギリス、ソ連という3カ国の関係性を深く掘り下げ、ナチス・ドイツを最終的に打ち倒すまでの道のりを描き出している。同時に本作は、3カ国