「護衛(エスコート)」という艦種区分は、第二次世界大戦中に登場しました。これは、中・軽量級の排水量を持つ軍艦のうち、洋上の輸送船団や艦隊を潜水艦の攻撃から守ることを主任務とする艦を指す言葉です。この役割は、主に護衛駆逐艦によって担われました。アメリカが建造したバックレイ級やキャノン級、イギリスが建造したハント級、そしてイギリス・カナダ・オーストラリアで建造されたリバー級フリゲートなどがその代表例です。なお、大日本帝国海軍では、同種の艦を「海防艦」と呼称していました。戦後のフランス海軍における護衛艦終戦直後のフランス海軍は、護衛任務を遂行できる戦力として、わずかな数の駆逐艦を保有するのみでした。