古代ローマ時代の墓地から発掘された2体の人骨が、東アジア出身である可能性を示唆している。もし事実と確認されれば、考古学史上まれにみる異例の大発見となる。 ロンドンに「チャイナタウン」があった? ローマ皇帝の時代、アジアからの旅人が、当時ローマ帝国属州ブリタンニア(Britannia)の首都であったロンドン(ラティニウム/Londinium)にたどり着いていたのだろうか。ロンドン南部サザーク地区のラント・ストリート(Lant Street)で発見された、2世紀から4世紀にかけての古代ローマの共同墓地(ネクロポリス)から出土した人骨が、この意外なシナリオを浮かび上がらせたのである。 発掘された22