カスティーリャ女王フアナ1世――「ラ・ロカ(狂女)」の異名をもつ女王 フアナ1世は「ラ・ロカ(狂女)」の異名でも知られるカスティーリャ女王で、1479年にトレドで生まれました。カトリック両王の次女であり、両親よりも長生きした唯一の子どもです。1496年、彼女はオーストリア大公フェリペ美公(ハプスブルク家)と結婚しました。フェリペは神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世とその妃ブルゴーニュのマリアの息子にあたります。 子どもたちの誕生と女王としての承認 1500年2月24日、フアナ1世はヘント(現在のベルギー)で長男カルロスを出産しました。続く1503年3月10日には、アルカラ・デ・エナーレス(マドリ